第10回読書会 つぶあん編

きみはいい子 中脇 初枝

うーん......重たい内容の本でした。
私は虐待を受けたことはないけれど、たしか小学生の頃、一度だけ何度も母にたたかれたことがある。理由は全く覚えていないけど、一度だけ。
弟はやんちゃだったので、良く叱られていたし、物置きに入れられたりしていたけど、私は基本的にぼんやりした子供だったので、あまり叱られた記憶がない。
私をたたいた時の母は何かでイライラしていたのかもしれないし、その時すごく辛いことがあったのかもしれない。その捌け口が私だったんじゃないかと、今自分も母親になって思う。共感さえしてしまう。
きっとこの本にあることは、今この瞬間もどこかで起きていることなんだろうと思うと、とても胸が痛い。どうかその子にも、母親にも、手を差し伸べてくれる人がいることを願わずにいられない。
最後の痴ほうになった母親への介護のお話も含めて、なんとなくすっきりしない、だからなに?と作者に言いたいような、なんだかトンネルに入れられて自分で考えなさい、と言われたような気持ちが残っています。

根っこが深い本でした。


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