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第9回読書会 ウメ編
2014-11-27 (木) | 編集 |
まぐだら屋のまりあ・原田マハ
この人の『カフー』はよかったなー。
だけど、これはなんだか泣けませんでした。
尽果の海岸に立つ「飯屋」って、「メシア」?
つまり、そこがキリスト?罪をかぶって、赦してくれる?自分が悪かったからだ、という思いから救ってくれる?
では、ツキハテの意味は??ウーム。

なんとなくの違和感の理由は多分二つ。
一つは主人公シモンの逃避の理由が読み進めるうちに説得力に欠けてくること。
理由がまだ全部明らかになってない前半の緊張感が持続せず、途中から、なんでよ、そんな理由なら、母ちゃんにちょっと電話入れときゃいいじゃない、と思えてくる。
もう一つは、最後になってマリアの身上がアキラカになって思うのは、そこまで積極的にキリエばあさんに絡んで生きるってどうよ、と疑問が。
ちょっとひとりよがり的な?

それにさあ、なんで男だけなの、ツキハテで行き倒れになるのは。
もしもよ、不倫男ヨハネがここに住み着き、飯屋をやって、元義母キリエに奉公し、自分を責め続ける絶望した女を受け入れて、客は海女さんと工場で働く女達という話だったら、もっと共感できたかも。
帆立貝定食とか出してたりして(妄想中…)。

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