日本語活字中毒の皆々様 ようこそ趣味の貸し本屋へ 
第8回読書会 ウメ編
2014-09-29 (月) | 編集 |
裁判長!ここは懲役4年でどうすか・北尾トロ

うーん、雑誌のコラムが本になってなおかつ読み応えがある場合とイマイチだなーと思うことがあるんですが、これは後者でした。
人様の裁判を人間ドラマの盛り上がりいかんで判断する不埒さを、まあ、不問にしても、対象への迫り方の浅さが、本になって目立ってると思う。そんな簡単に、顔つきの差、とか決めつけないで、もっと詳しく描写してほしい。もっと多角的に人間像を描き出してほしい。
これなら、テレビのreality court show (例えば、Judge Juryとか)のほうが手に汗握る。新聞報道とかいれて、あとから判例集とかも読んで、書き足せば深みでると思いますけど。で、一番のゲッソリは、セクハラなんて言葉がなかった時代からでてきたようなおっさん視点。その辺が読者層と重なるんでしょうか。
でもね、あのレイプ裁判の描写は、ないわ。レイプの被害者にとって、状況を語らせられる裁判は、2度レイプされるようなもの、と言われるけど、これはそれに輪を何重もかけてる。

裁判長!北尾さんにマイナス20点!
Comments:
この記事へのComments:
Comments:を投稿
URL:
Comments:
Edit password:
Private comment: 管理者にだけ表示を許可
 
Trackbacks:
この記事のTrackbacks URL
この記事へのTrackbacks: