日本語活字中毒の皆々様 ようこそ趣味の貸し本屋へ 
第7回読書会 さつき編
2014-06-29 (日) | 編集 |

さざえさん本について。


いやあ~よくもまあこれだけ細かい、しかも正直どうでもいい事柄を真剣に分析したなあと関心しました。
広い会議机にさざえさん漫画を並べ、何百枚もの付箋を貼りながら、1つ1つの疑問に丁寧に答えを探しだしたんでしょうか?
何人ものマニアで夜な夜な議論を交わしたのだろうと、この本の出来上がる過程を思い浮かべるだけでもばかばかしくそして愉快です。
くだらない事に真剣になれることほど、人間幸せなことはありません。
私が一番衝撃だったのは、フネが後妻なのではないかというくだりとその結論に至るまでの論理組みです。
この著者達はただものではない!!
分析力、論理的思考力は超一流です。
私が採用試験管で彼らが面接に来たなら、一発合格にすること間違いなしです!
(ってどこまで上から目線・・?申し訳ありません)


つぶやき岩について。

読み応えのある本でした。
特に情景描写が美しい。三浦半島には縁のない私ですが、いまオーストラリアに住んでいるからか、とても懐かしい気持ちで読みました。地下要塞なんてまったく知らずに子供時代を過ごしたはずなのに、その描かかれている様子が自分の子供時代とどこか重なる様な不思議な気持ちを持ちながら読みました。
そして主人公紫郎が小学校6年生のわりにえらく大人だなと思いました。
親の死という、小さな子供にとって耐えがたきを経験しているがゆえの精神力なのでしょうか?
小学生なのに大人の男のもつような、孤独の影があります。
そして小学校6年生であるのに、困難に一人で立ち向かいます。
最後のシーン、あれを誰にも言わずに自分の胸のうちに秘めてしまう。
私だったらできません。
いい本でした。家族・友人に、是非オススメしたいです。
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