第7回読書会 あずき編

磯野家の謎
東京サザエさん学会なるものが存在することにまず驚きました。誰もが知ってるサザエさん、おそらく私を含めてみんな何気なく軽く読んで笑っておしまい、で、深く掘り下げて考えた事がなかったと思います。その内容を事細かく分析して、時には家族の性格分析まで面白おかしくひねってある。思い返せば最初の頃から随分と時代も流れています。作者の長谷川町子さんも最初はこんなに長い連載になるとは、思っていらっしゃらなかったことでしょう。こうやっていろいろ研究され本にまでなったことを天国で苦笑されているのでは…と思いました。またこれだけみんなの興味をそそる、愛されているサザエさんは素晴らしい文化だと思います。


つぶやき岩の秘密・新田次郎
個人的にミステリーの小説は大好きなのですが、主人公が昭和の匂いのする素朴な小学六年生の紫郎なので、かなりファンタジーの内容の小説なのかなと想像していました。とても淋しい海の描写、また不思議なつぶやき岩、両親の死、次々に現れる不思議な登場人物。あれよあれよと言う間にストーリーに引き込まれていきました。感情を揺さぶられることがたくさん起こったにもかかわらず、真っ直ぐに直面していく紫郎の強さ、そして彼の直感の素直さに感動しました。今時の子供にもぜひ忘れて欲しくない子供の本質を見たような気がします。


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