第7回読書会 ウメ編

つぶやき岩の秘密・新田次郎
なんか少年の冒険話=成長物語りには、親のいない子の話が多いような気がする。ハリーポッターとか。
やっぱり親を超えて成長するということなのかねえー。
この主人公は魔法を習うわけじゃないけど、海辺の岩場で魔法(=親の声)を見つけ、その再現求めひとり探し続ける。
パースの海とは違い磯の匂いがする岩場だらけの黒い海なんだろう。
で、途中、ストーリーに引き込まれました。が、辞世の句の謎解きあたりで、ぐったりしてきてしまいました。
最後に金塊を見つけたときに、一つ一千万なら19個で一億9千万と金勘定して、そのくらいのお金なら持っている人もいる、というところに、作者の「大人」をみてしまいました。えーー、 大金じゃないですか!それだけあればジジババの老後は安泰、、。
期待してた結末は、金塊はなかったけど、洞窟に疲れてもたれると、親が2歳の主人公に語りかけてる楽しい声がして、それで主人公も納得できて前に進めるとか、、。
あー、でもそれじゃ、親の死が報われないし、白髭さんも嘘つきになるし、何より自分だけの秘密を持つという成長物語になりませんね。


この記事に対するComments:

この記事に対するPost a comment



Only the blog author may view the comment.

Trackbacks

Trackbacks URL
http://olivien.blog.fc2.com/tb.php/771-d7c3dd63
Use trackback on this entry.