本と私 るる編23

こうして有頂天になっていた私は、日本語の国語の時間の作文にも「将来は作家になりたい、でもこんな私だからポルノ小説か、3文小説かもしれない」なんていうことを書いていました。
国語の先生から例外的に100点をもらって得意にもなっていました。
高校生時代は富島健夫から始まり落合恵子、森村誠一、横溝正史、松本清張、三浦綾子など、翻訳物もこの頃に読み始め数え上げていたらきりがありません。
でもとても不思議なことに、こんなに沢山本を読んでいても自分では本を1冊も買ったことがないのです。
どうやらいつも沢山の友達が回しているのを借りていたようです。
家でも父が読んでいる時代物や歴史物を読んでいました。
そして、かつてはテレビガイドにしか興味がなかった私が、この頃になると新聞にも興味を示し始め、寮のロビーにおいてある新聞をおじさんのようになって読んでいました。

つづく


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