るるのおすすめ 箒木編

箒木 蓬生
アフリカの瞳


この物語の主要なテーマはエイズであり、人種差別であるが、著者が本当に伝えたいことは、この世に存在する、より広い意味の差別や不平等、人間のエゴや欲望と言った、もっと普遍的なものであろう。またさらに言えば、それらを良しとしない真の善意は人々がいることも期待も含めて述べているものと推察する。「アフリカの瞳」を通すとアフリカだけでなく、世界のことが、そしてわれわれ人間のことが良く見えてくる。好著として「蹄」ともども推薦したい。(山本尚樹 国立感染症研究所エイズ研究センター長の解説より)


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