本のご紹介 北村編

北村薫
街の灯


「ごきげんよう」そんな挨拶を交わしています。
「運転手兼シャプロン、その上、護衛までお務めになるのね」シャプロンというのは、お目付け役の女性である。軽井沢は別として、良家の娘は外出の際、シャプロン付きで行動するのが普通である。(本文より) 
そうかと思えば、
石垣が一段切り落とされたように低くなったところに、上半身裸の痩せこけた老人が立っている。肌は真っ黒に日焼けしている。目の前に寄った船の上に、麦藁帽子の男が立ち、二人で大声で話し、げらげらと笑っている。(本文より)とても興味深い昭和の始めの物語です。


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