第3回読書会 るる編

るるより

貫井徳朗・崩れる-結婚にまつわる八つの風景
8つの家族からなる短編集です。
全ての短編が一般の家庭を題材にしている物語です。
どこにでもいる妻や夫、そして子供達。
幸せの暮らしの中にもある小さな落とし穴。思わず自分の暮らしの中にはそんな落とし穴がのぞいていないか振り返ってしまったほどです。
「そういえば、あの時にあれを選択していたら、こうなっていたかもしれない」なんて思わせる場面が沢山出てきます。私達が普段使っている「常識」と言う言葉は、健康な精神状態にある時に言われる常識で、精神状態の如何によってそれはもう「常識」ではないのかもしれません。
ちょっと怖い本です。

板倉雄一郎・社長失格-僕の会社がつぶれた理由
作者の板倉雄一郎はなんと言ってもアイディアマン。
新しいアイディアが次から次にでてくる。でも出て来るだけでなく、それを自ら立ち上げていくことが出来るすごい人でもある。文中に以前何かで読んで知っていた部分があったりして、すごく興味を持っていっきに読んでしまいました。

それは例えば文中で作者の手がけたソフトをビルゲイツに説明したりする場面では「あー、そんなことしたらビルゲイツにそのアイディアを盗まれてしまうよ」なんて思いながら読んでいました。
もちろん本の後の方で作者の会社ハイパーネットが倒産の目を見そうな時に「ビルゲイツが会社を買ってくれる可能性があるかも」なんていうところにいたっては「そんなことする訳ないじゃない!」なんて叫んでしまったほどです。

社長失格出版後更に失敗から学べ、社長失格の幸福論、敗者復活の経営学などを出しています。
こちらも機会があれば是非一読したい本です。


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