日本語活字中毒の皆々様 ようこそ趣味の貸し本屋へ 
第1回目読書会 さっちゃん編
2012-10-12 (金) | 編集 |
さっちゃんより

少女
私がこの本を読んだのは、読書会の3カ月以上前。
本の内容は、頭の中ですでにイメージ化してしまい、細部の記憶は消失してしまっている。。。
頭に残っていた少女の感想は「湊かなえでも普通の話し書くんだな。起きた出来事はそれぞれ行き場所を見つけて、ある意味アットホームな雰囲気さえ感じた。」というもの。
読書会では、「え~、なんでそういう感想。違う本読んだのでは?」というコメント多数で、盛り上がった。
「1冊の本でこんなにも違う感想があって、本について話しが出来るなんて、読書会はな~んて楽しいの!」とカンパリオレンジを飲みながら思ったのよ。

さてさて、記憶を構築しなおしての感想は。。。
登場人物達は、個々にそれなりの終点をみつけ、同じ様な事の繰り返しをするかもしれないが、そこからまた新たな毎日へと進んでいく。
友達よりも優位に立ちたいと考える少女達、生徒の文章を盗んでもなお作家として成功できない教師、人をだましてまでも願いをかなえたい子供達、裏サイトで他人を中傷してしまう少女達、行き場を失い自殺してしまう少女、彼らのみている世界が狭くて、読んでいて悲しくなったけれど、多分、それが大多数の人間が違った形ではあっても過ごす毎日なのではないか。きっと自分も含めて。
今までの自分の中のルールをかえるのは、とても難しいけれど、良くないサイクルを生きているのであれば、なんとか抜け出して、違うルールも試しながら修正して生きていきたい。
子供達には、1日の終わりに "I love me!" と言える毎日を送って欲しい。

在宅で死ぬということ
夫の元上司の方から「ご両親は遠く離れた日本にいらっしゃるのだから、何かあった時の事を考えたり、情報収集しておくことは大事ですよ。」というアドバイスを頂いた。方向が定まらない情報収集になると思い、まず目にとまった本がこれ。
読めば読むほど、状況により全く違うアプローチが必要であり、アウトカムも全く異なるという事実を感じてばかりで、「一体何をどう用意すれば良いの?」と混乱してしまった。
家族構成、財産の有無にも相当左右されるとても神経質な事柄の中で、どれだけ看る側の生活を崩さず続けていけるかという事も頭にいれつつ、患者本人が満足できる最後をというのは、非常にバランスを取るのが難しく、住んでいるところが、日本であれ、オーストラリアであれ、根本的な問題に多少の違いはあるにせよ、ほぼ一緒だと考えている。
私が今したいのは、色々な道筋をたどった人の経験談や意見を読んだり、聞いたりする事だと思いあたった。

私も今年40歳。
自分が看られる側になる可能性だって、これからどんどん増えていく。
それも視野に入れながら、そういう状況が来ない事を祈りつつ、他の本も読んでいく予定。

というわけで、以下の本もブッククラブにあるので、是非!

自宅で迎える幸せな最期 押川真喜子
知っておきたい認知症の基本 川畑信也
病院で死ぬということ 山崎章朗
続・病院で死ぬということ 山崎章朗


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