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ビブリオバトル合戦2 つぶあん編

津波の墓標 石井光太

ある時は壊れた家の中で見つけた遺体に毛布をかけて通り過ぎ、ある時は遺体安置所から運び出される棺に手を合わせ、ある時は泣き伏す遺族の隣で言葉もなく立ちすくんだ。
これから私が書く無数の物語は、一つひとつがまったく違う意味と重みを持つものになるだろう。
私はそれらを無理に一つにまとめて意味づけをしてしまうより、ありのままに書き綴つづることで複雑さと重さと生々しさをそのままつたえたいと思う。 【「序」より】

圧倒的な破壊のさなかで心に刻み込まれた、忘れられない光景。
『遺体』で釜石市の遺体安置所における極限状況を描いた著者が、 これまで明かせなかった震災の真実の物語を綴る。

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