日本語活字中毒の皆々様 ようこそ趣味の貸し本屋へ 
本と私 さっちゃん編3
2012-04-02 (月) | 編集 |
小学校では、図書の時間が2週間に1度ありました。
その時間は自由に図書室で本が読める上に1冊本を借りて帰る事が出来たのです。
借りる本と木で出来ている「代本板」を差しかえます。
代本板には、自分の名前が書いてあり、本を返す場所が簡単に分かる様になっていました。

私は、ある日大変良い事を思いつきました。
「代本版をもう1つ持っていたら、1度に2冊借りられる!」

先生に早速相談すると「代本板は1つ1200円もするので、さっちゃんに買える値段ではないのよ。」と断られました。「1200円なら持ってるから買える。」と伝えると「う~ん、先生間違ってたかな。1つ5400円よ。」と小学校3年生の私にふっかけてきました。「それでも買える。」と意地になっていう私に先生は「代本板は1人1つしかダメですよ。」といいました。
私が相当、恐ろしい顔をしていたのでしょう。
最後に先生はとっておきの甘い声で「早く読み終わっちゃったら、放課後にこっそり違う本とかえてもいいわよ。でも皆には内緒よ。」

ちょっと悲しい気持ちになった1日でした。
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