日本語活字中毒の皆々様 ようこそ趣味の貸し本屋へ 
るるのおすすめ 小川編
2014-12-31 (水) | 編集 |
小川 洋子
あつあつを召し上がれ


白いご飯の上に、煮込んだぶたばらと熱い葛あん。色を添える程度に小松菜がのっている。とにかく目の前の食べ物と早く一緒になりたいようなもどかしい気持ちで、何度も何度も白いレンゲを口に運ぶ。ご飯粒にはしっかりとした弾力があり、何か独特な香辛料の効いたあんが絡まっていて、唯一無二の味になっていた。ご飯にあんをかけただけだって、もう十分ご馳走なのに、メインのぶたばらといったら。。。。。。(本文より)もうたまりません!
全編こんな感じです。さすが「食堂かたつむり」でイタリアの文学賞であるバンカレッラ賞料理部門賞を受賞した作家の本です。

パースで日本語の本との毎日をお届けしたい「趣味の貸本屋・ブッククラブ」 

本のご紹介 輪渡編
2014-12-29 (月) | 編集 |
輪渡 諷介
古道具屋皆塵堂


深川、亀久橋近くにある。質の良い書画骨董などはないが、底の抜けた桶や破れ傘など、家財道具は一通り揃う。(本の帯から)
ちょっと畠中恵のしゃばけのような、違うような。。。と言うわけでお江戸の頃のお話です。

輪渡諷介 わたりそうすけ、1972年東京生まれ。
明治大学卒。「掘割で笑う女(浪人左門あやかし指南)」で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー。
怪談と本格ミステリを融合させた独特の世界に注目が集まっている。
本のご紹介 安保編
2014-12-27 (土) | 編集 |
安保 徹
50歳からの病気にならない生き方革命


気になるタイトルの本です。30代の人も40代の人も、そしてもちろん50代の人にも読んでほしい本です。最初は自分の生活態度を鑑みて、ものすごく怖くなりました。前に読み進むのが躊躇われる位です。でもだんだんと自分の生活のどこを治していけばよいのかわかるようになり、「なるほど」とうなずくことしばしでした。

1980年「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクロナール抗体」を作製。1989年、胸腺外分化T細胞を発見。1996年、白血球の自律神経支配のメカニズムを初めて解明。世界的免疫学者として知られる。新潟大学大学院医歯学総合研究科教授。
本のご紹介 富樫編
2014-12-23 (火) | 編集 |
富樫倫太郎
SRO IV 黒い羊

しつこいと思われるでしょうが、やっぱりいいんです。富樫倫太郎。
現在の警察機構は縄張り意識が強く、警視庁広域捜査専任特別調査室と言うのができたのがそもそもSROが出来た要因。SROメンバーが又魅力的。最近富樫倫太郎にはまっている私です。こうなれば私の回りをどんどんファンにしてしまうぞ!!
本のご紹介 大沼編
2014-12-21 (日) | 編集 |
大沼紀子
真夜中のパン屋さん
真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ


都会の片隅に真夜中にだけ開く不思議なパン屋さんがあった。
ほろ苦さと甘酸っぱさに心が満ちる物語。(裏書より)
初めて読む作家の本です。色んな出来事が起こるのですが、なんだか憎めないと言うかほんわかと言う気持ちになるのはなぜなのでしょうか。
作中の登場人物の性でしょうか?それとも作中に作られる各種美味しいパンのせいでしょうか。
読んでいる最中にパン作りをしたくなってしまうので、ご注意を!
本のご紹介 三浦編
2014-12-19 (金) | 編集 |
三浦 しをん
仏果を得ず

思わずユーチューブで人形浄瑠璃、文楽とはどんなものなのかを見てしまいました。
夫がオーストラリア人なので、日本へ里帰りをする度に日本の伝統芸能を鑑賞して来ました。歌舞伎に始まり、能、狂言、大相撲はもちろんのこと美術館で徳川家ゆかりのものが展示されていれば必ず見に行きました。今回の仏果を得ずは人形浄瑠璃、文楽に関するお話です。文楽をなんとなく知ってはいましたが、この物語を読んで次の里帰りには是非観に行きたいと思ってしまうほどでした。
るるのおすすめ 富樫編 
2014-12-17 (水) | 編集 |
富樫 倫太郎
SRO III キラークィーン


3巻になってもいまだに勢いは衰えていません。今回はこう来ましたか、と思わず唸りたくなりました。
こうなってみると富樫林太郎の他の本も是非読んでみたくなります。夭説源氏物語シリーズ、信玄の軍配者、謙信の軍配者。時代物も書くんですねえ。今度里帰りをしたときには是非買わなくちゃ。


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本のご紹介 一条編
2014-12-15 (月) | 編集 |
一条ゆかり
女ともだち1,2


時々読みたくなる漫画コミック。
特に一条ゆかりの漫画は物語りも面白いし絵も綺麗ときているので思わず本棚から抜いてしまいます。
そして一度本棚からぬいた本はどうしても戻すことが出来なくて、ついついマンガに嵌まり込んでしまいます。
「マンガばかり読んでいたらばかになる」と小さい頃から親に言われて育った世代なので、どうしてもいけないことをしているような気持ちになってしまいます。
一条ゆかりのマンガは、マンガとはいえない物語性がありどんどん引きずり込まれてしまいます。
是非一度お試しください。
本のご紹介 新田編
2014-12-13 (土) | 編集 |
新田 次郎
八甲田山 死の彷徨


「天は我々を見放した」が前宣伝の映画「八甲田山」。
1997年と少し前の映画ですが、主演は当時やくざ映画で大人気の高倉健や、北大路欣也など一流どころを多用した映画でもありました。
新田次郎が作者だとは知らずにいたのですが、読書会の流れから新田次郎の本を数冊読むようになり、そこへ新田次郎の本の寄付がありました。
理不尽な日本帝国陸軍の話には眉をしかめることもありましたが、総体的に高倉健、北大路欣也が扮した人物は人間が大変魅力的です。
暗くなりがちな話ですが、こんな魅力ある人物に出会えるので本を読むのはやめられない、というのが私の感想です。
新田次郎の山岳小説、ブッククラブにはまだまだありますよ。
るるのおすすめ 角田編
2014-12-11 (木) | 編集 |
角田光代
彼女のこんだて帖


角田光代のファンになってしまいました。
15編からなる短編集はどれもこれも普通の人びとの話ですが、私にもあなたにも見覚えのある話ばかりです。
でもその中にもきらりと光るものがあるんです。
そして圧巻はなんと言っても本のさいごに出てくるレシピと写真です。
この中に何点か試したいものがあるのでその内「本の中のレシピ」に登場させようと今からてぐすね引いています。
この本がなかなかブッククラブの本棚に並ばないとしたら、もしかしたら我が家においてあるということかもしれません。
どうぞあしからず。

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本のご紹介 麻耶編
2014-12-09 (火) | 編集 |
麻耶 雄嵩
隻眼の少女


その昔の溝口正史を彷彿させるような推理小説です。
1969年、三重県生まれ、京都大学工学部卒業。
在学中に推理小説研究会に所属。
1991年に島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、「翼ある闇メルカトル鮎最後の事件」でデビューを果たす。
2011年には「隻眼の少女」で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)と第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。
年始年末ホリデーのお知らせ 12月7日
2014-12-07 (日) | 編集 |
ブッククラブ年始年末ホリデーのお知らせです。

2014年12月14日―2015年1月10日
12月13日今年最後のオープンとなります。
1月10日来年最初のオープンとなります。

11月29日以降は、1度に10冊の貸し出しとなります。
返却は、2015年1月中にお願いいたします。

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るるのおすすめ 富樫編
2014-12-07 (日) | 編集 |
富樫 倫太郎
SRO II 死の天使


1巻に引き続きあまりにも面白いので一気に読んでしまいました。
読み進めるのがもったいないくらいなのですが、スピードが出てとまらないといった感じです。
今まで読んだことがないなんて、「なんてもったいなかったのかしら」、と思わず思ってしまいました。
富樫倫太郎、1961年、北海道生まれ。98年に第4回歴史群像大賞を受賞した「修羅の恐」でデビュー。

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本のご紹介 山田編
2014-12-05 (金) | 編集 |
山田 悠介
レンタルチルドレン


こういう本はどのジャンルに入るのでしょうか。
推理小説でもあり、サイエンスでもあり、そしてホラーでもあるような気がします。
普段本を読んでいる時は「この先が知りたい」という気持ちで次のページに進みますが、この本に関しては「一体どうなっているのだろうか」という興味で読み続けているような気がします。
そして終わりのほうではこの結末は結末なのか?という感じです。
レンタルチルドレン読んだ人は是非この結末を教えてください。
さっちゃんのあれこれ 日本①編
2014-12-04 (木) | 編集 |
日本から買ってきた本のご紹介①

貸し出しのてっぱん(こういう使い方であってる、この言葉?!)ともいえる海堂尊のチームバチスタシリーズ・アリアドネの弾丸(上・下)です。
「ケルベロスの肖像」はあるのにシリーズのこれがなかったのが、ずっと気になっていました。

Aeiadone.jpg
チームバチスタファンの方お待たせいたしました。
本入荷のお知らせ 115
2014-12-04 (木) | 編集 |
日本から30冊程の本と一緒に戻ってまいりました。
今回は少数気鋭のチョイスよ。
「さっちゃんのあれこれ」で、少しずつ紹介していきます
本のご紹介 朝井編
2014-12-03 (水) | 編集 |
朝井 リョウ
桐島、部活やめるってよ


ものすごいタイトルです。「こういうのもタイトルになるのか」、なんて吃驚してしまった私は年を感じるなあ。
それもそのはず作者は1989年5月生まれ、早稲田大学在学中の2009年に「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説昴新人賞を受賞しデビュー。
最近の若い男の子はこういう言葉遣いをするのかあ、とちょっといやーな感じでした。
作者の朝井リョウもこんな言葉遣いをするのかな?なんて考えがよぎったほどです。
でもそれは間違いの元でした。
7編からなる短編では主人公が男子になったり女子になったり。
そのつど言葉遣いが変わり、この言葉遣いは物語の中のものなのか、と安心したくらいです。
高校2年生、17歳。そんなあなたを見ることが出来ます。
さっちゃんのおすすめ 白洲編
2014-12-01 (月) | 編集 |
白洲正子の本6冊を寄付して頂きました。
その中の日本のたくみを読みました。
彼女の知識のひろさ、交友関係のひろさ、興味のひろさ、家族の歴史のひろさが素晴らしいのです。
1910年生まれの筆者が書いているとは思えない文章で、古い本とは思えません。
海外に住んでいる私が日本を知る1冊に出会いました。
他の本ものんびりと読んでいきたいです。

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