2013-07-の記事

2013/07/31 るるのおすすめ 箒木編
箒木 蓬生アフリカの蹄1997年に出版された本です。多少古いお話ですが、著者の取材力に頭が下がります。どこまでがフィクションでどこまでがノンフィクションなのか、鳥肌が立ってしまうくらいです。これくらいのことはあったのだろうな?とか、これと似た様な事があったのでは?或いはここまでするか?なんていう疑問が沢山頭の中を駆け巡りました。そしてなんと箒木蓬生は作家であり医者でもあったのです。ブッククラブには...
2013/07/30 本の中のレシピ 佐橋編
佐橋慶女・おばあさんの薬箱 「たまご酒」から「これは作り方は色々ありますが、おすし屋さんの使うような深めの湯飲みに、卵と砂糖少々(或いは蜂蜜)を落とし、アツアツのお酒を注いでかき回して和紙でふたをし、こうして卵が半熟になったところを、フウフウ吹いてすするのです。」「私の母のやり方は、お鍋にお酒と卵1個を割りほぐし、弱火で半熟になったころ、砂糖で味付けし、おろし生姜を加えていました。」寒い季節になり...
2013/07/29 本のご紹介 東野編
東野圭吾同級生今更ながらに東野圭吾はすごいなあ、と思った1冊です。次から次によく全く違った発想で物語を作り出していると感心するほどです。初めて東野圭吾の本を読んだのは「秘密」だったのですが、ものすごいフィクションで世の中がひっくり返るかと思ったほどですが、物語の展開に目が離せなくなったものでした。今回のこの同級生も同じように目が離せなくてあっという間に読み終えてしまったほどです。よく考えてみると話...
2013/07/27 本のご紹介 葉室編
葉室麟秋月記第146回直木賞受賞(蜩ノ記、2011年)作家の本です。主人公間小四郎の人となりにのめりこんでしまいました。どの時代にも人間関係、派閥があるのだなあなんて思った本です。人はそれ以外の所で生きていかれないのでしょうか?人が3人以上集まると自ずと人間関係が生じると言われますが、何とかうまくやっていけないものなのでしょうか。のめりこんで読んだ本ですが、ちょっと悲しくなりました。...
2013/07/25 本のご紹介 東編
東直己探偵はバーにいるラスティネイル、ホワイトレディ、スーパーニッカ、ドランビュイ、エヴァンウィリアムス、ハワイアンライン、テネシーウィスキー、マティニ、ギムレット、ジャックダニエルズ、男山の1級(日本酒)。全編こんな感じでお酒が出てきます。それだけではなく赤い公衆電話や、店の中に置いてあるピンク電話なども出てきて、なんだかちょっと昔を思い出してしまいます。...
2013/07/23 本のご紹介 誉田編
春を嫌いになった理由誉田哲也ブッククラブメンバーのJ様から寄付をして頂いた本です。ちょっと今風の話を書く誉田哲也、最近の私のお気に入りでもあります。現在、過去、そして色んな犯罪があり、しかも犯罪の裏にはこんな物語が隠されていたんですねえ。今のオーストラリアも無関係ではないかもしれません。本は読む人によって色んな解釈が出来るものですが、これはちょっと皆様の感想が楽しみです。...
2013/07/21 本のご紹介 高野編
幽霊人命救助隊高野和明初めて読む作家の本です。こんなことありなの?といった感じですが、小説ならではというお話です。全体の構想はすごいフィクションです!でも一つ一つの話は本当に良く出来ていると思います。最後に至ってはなるほど!とうなってしまいました。ちょっと面白いのでおすすめの娯楽(?)本です。...
2013/07/19 本のご紹介 東野編
東野圭吾虹を操る少年本を読んでいるときはボーっと読んでいますか?それとも想像力を発揮して読んでいますか?もちろんリラックスする時の本と勉強をしなくっちゃ、と言う時の本は違いますが、今回紹介する東野圭吾の本は今までの物語をはるかに超えるものです。ただ字ずらを読むのではなく、もうひたすらに読者の想像力に任されています。というよりも読者の想像力によって、どこまでも話が飛んでいってしまうと言う代物です。こ...
2013/07/17 本のご紹介 佐藤編
佐藤正午(しょうご)Yすごいタイトルの本を見つけてしまいました。そして今までに読んだことがない作家です。残念ながらブッククラブの棚にも佐藤正午の本はまだないので、これを機会に購入。1ページ目、2ページ目読み出したら止まらない、もう後には引けない物語です。引き返すことが出来なくなる物語でもあります。或いはもう少し踏み込んで引き返したらどうなるの?と思ってしまう物語です。今までにご紹介した北村薫の本に...
2013/07/16 本入荷のお知らせ 79
寄付して頂いた本がブッククラブの本棚に仲間入り致しました。・大人向けの本 3冊 (大沢在昌など) カウンターでお出ししているグリーンティーの差し入れもありました。Y様、ありがとうございました...
2013/07/15 本のご紹介 堂場編
堂場舜一8年堂場舜一と言うと鳴沢了シリーズの刑事物しか読んでいなかったので、こういうタッチのものも書けるのかと吃驚しました。ちょっと年をとった重松清系の本と言えばいいのでしょうか。青春は青い春と書きますが、重松清の本は青春の前の「みどりの季節」と勝手にわたしは命名しています。この本はあえて言うならば黄昏よりもずっと前の強い太陽光が木漏れ陽を作っている感じです。こういうのは何ていうのでしょうか。ちょ...
2013/07/14 世界にひとつだけの絵本
イタリアに住んでいる友人のなみさんからとても素敵な仕事をしている土屋さんを紹介していただきました。土屋さんは「世界にひとつだけの絵本」、オーダーメード絵本のお店 “Books for you ”の店長をなさっています。お店からのコメント世界にひとつだけの絵本をプレゼントしてみませんか?受け取る方が主人公のオーダーメードの絵本です。文中にはお友達やご家族の名前も登場。扉には主人公へのメッセージや送り主の名前が並びま...
2013/07/13 本のご紹介 宮部編
宮部みゆき堪忍箱江戸の市井の人々の日常の暮らしの中の、ささやかな夢や希望、せつせつたる思いや呟きや吐息が作者の手にかかると珠玉の輝きをはなつ。平凡な日常の中で生きる名のない人達の一瞬の心の闇、輝き、悲しみ、やるせなさ、いじらしさが活写されている。(金子成人、解説より)宮部みゆきの時代小説8編をお楽しみください。...
2013/07/12 遠近両用
普段はコンタクトレンズをしているが、ブッククラブにいる時は近視用眼鏡か遠近両用の眼鏡を使い分けている。つい最近遠近両用のコンタクトレンズを作った。遠くも見えるし近くも見える。ただし!本を読むときは困った事にちょっとピントがあいにくい。結局本を読む時はコンタクトレンズをはずして裸眼で読んでいる。このまま老眼が進んだらお次は老眼用眼鏡を鼻の上にちょこんとのせて本を読むことになるのだろうか。(るる)...
2013/07/11 本のご紹介 湊編
湊かなえ夜行観覧車2013年1月に発売されたばかりの本を寄付して頂きました。J様ありがとうございます。衝撃の「家族」小説連続ドラマ化!TBS系にて毎週金曜夜10時絶賛放送中! 出演:鈴木京香、石田ゆり子、宮迫博之、安田章大、田中哲司、夏木マリ、高橋克典他...
2013/07/10 ガラクタ市
ブッククラブメンバーのR様、先日読書会用の本を返却にいらした際、何気にガラクタ市のおもちゃをチラリ。「これかわいー!」と全部買ってくださいました。と言う訳でガラクタ市は今何もありませんが、もう少しお待ちくださいね。次のを何とかしますから。R様、ありがとうございました。...
2013/07/09 本のご紹介 群編
群ようこ本取り虫「私が一生のうちに読める本は、その内わずかだと思うけれど、本を読むのをやめられない」。という群ようこ。「通販で買った1万円の文庫用の本棚を使っていたのだが、棚板が本の重さに耐え切れずにたわんだ」。私にも同じ事がありましたよ、ようこさん。「2千冊の本を持っていても、その中の半分も読んでいなかったら、それはただの場所ふさぎに過ぎない」。2000冊はなかったけれども、自分の本棚は全部読破...
2013/07/07 本のご紹介 山手編
山手樹一郎又四郎行状記(1)作者の山手樹一郎は明治32年生まれ。栃木県生まれ、昭和2年博分館に入社、「少年少女譚海」などの編集に従事する。8年「一年余日」を初めて山手樹一郎のペンネームで発表。14年作家として独立。15年「桃太郎侍」を合同新聞に連載、初の新聞連載で人気を確立し、明朗快活な作風で一時代を築いた。(作者紹介より)と言うわけで実は桃太郎侍の作者だったんです。面白い話は年代に関係なく面白い。...
2013/07/06 J様より 舟を編む
ブッククラブメンバーのJ 様から三浦しをんの「舟を編む」をお借りしました。「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」。「人は辞書と言う舟に乗り、暗い海面に浮かび上がる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いを誰かに届けるために。もし辞書がなかったら、自分たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」。「海を渡るにふさわしい舟を編む」。こうしてこの本のタイトルは決まったようです。忙しない毎...
2013/07/05 本のご紹介 田辺編
田辺聖子新源氏物語 (上・中・下)誰でも一度は読んだことがある源氏物語。ただし学校で読んだ源氏物語は古文だったり、或いはテストに出される範囲だったりして、楽しんで読むというよりも、読むことが大変だったと言うことはありませんか?田辺聖子の源氏物語は全くそのようなことがなく、現代語で書かれているばかりではなく、なんと現代風にアレンジをされています。と言ってもそこは大御所田辺聖子。全編に流れる楚々とした...
2013/07/04 本の中のレシピ 高峰編
高峰秀子・台所のオーケストラ「四川風つゆそばのたれ」から長ねぎ(みじん切り)、ヅァーサイ(みじん切り)、にんにく(みじん切り)、すり胡麻、ラー油、唐辛子粉、醤油。これらをボールの中でまぜ合わせて、アツアツの中華そばにたっぷりとかけます。鼻の頭に汗を浮かべて「ヒイヒイ」言いながら食べるほど辛めの方が生甲斐?が感じられます。各材料は好みで分量を決めますが、ヅァーサイだけは、スライス、みじん、どちらでも...
2013/07/03 本のご紹介 三崎編
となり町戦争三崎亜記ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。(本の裏書より)とても静かな本です。でもその内容があまりにも怖く自分に迫ってきてしまいます。もしかすると世の中の大多数がこういうことになっているのではないかと思ってしまいます。もちろんその大多数の中に自...
2013/07/02 DVDのご寄付ありがとうございました
ブッククラブメンバーのRちゃん様から日本のドラマのDVDの寄付がたくさんありました。すぐに本棚に並ぶわけではありませんが、日本のDVDもその内お目見えいたします。楽しみがちょっと先になりますがお待ちくださいね。Rちゃん様、ありがとうございました。...
2013/07/01 本のご紹介 山本編
だいこん山本一力江戸の町の賑わいが、人々の活気が聞こえてきそうな物語です。主人公のつばきがこれまたいきのいい江戸っ子なんですよ。つばきに限らず物語の中に出てくる人々の言葉づかいもとても面白い。商売人、職人、渡世人、みんなそれぞれの立場と性格にもぴったり。本を読んでいて感じたことはこれほど作中の人物描写が抜きん出ていた本を今まで読んだことがないくらいで、つばきがすぐ横にいて息づいている様に感じるほど...