日本語活字中毒の皆々様 ようこそ趣味の貸し本屋へ 
本の中のレシピ 角田編 
2015-10-31 (土) | 編集 |
角田光代・彼女のこんだて帖 「かぼちゃの宝蒸し」から

「かぼちゃのお宝料理っていうのを教えてほしいんです」「はあ?」「あっ、いい忘れました、私、あの、息子さんと、おつき合いさせていただいているものなんですが、息子さんが、あの、お母さんのかぼちゃのお宝料理がすごく美味しかったっていつも言ってるんで、今度の誕生日に、あっ、まだ先ですけど、練習して、作ってあげようと思って。でも、どの料理本を見てものっていなかったんで、失礼を承知で、お電話してしまったんです。」こんなこと言われたら嬉しいですよね。

「お宝料理なんてすごいものじゃないわよ。」「かぼちゃを用意して、軽く蒸して上の部分を切って種とわたをくりぬくの。中身はね、鳥と豚のひき肉、きくらげ、グリンピースににんじん、それを卵、塩胡椒、しょうが汁、酒、醤油と混ぜ合わせて、小麦粉をふったかぼちゃの内側に詰めるのね。」「それからそれを蒸している間に、くずあんを作るの。かぼちゃがあまいから、たれは少ししょっぱめでいいわ。おだしに薄口醤油と塩にみりん、片栗粉でとろみつけてね、そうすると、小金色の、それは美しいあんができあがるから」

やっぱりかぼちゃのお宝料理とよびたい一品です。

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(10月31日、ハロウィーンにちなんでカボチャです)
本の中のレシピ 角田編 
2015-07-16 (木) | 編集 |
角田光代・彼女のこんだて帖 「餃子鍋」から

「じゃあ、餃子の皮でも作ってもらおうかな?」「餃子を作る間、鍋の用意するからさ」「なに鍋になるの?」「餃子鍋!」こんな風にして餃子鍋が誕生しました。買置きしてある春雨やきくらげ、冷蔵庫の中の筍も鍋の中に投入する。
二人の合作「餃子鍋」は何でもありのようです。

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いつも餃子は2種類作ります。市販の皮を使った餃子は破れやすいので焼き餃子に。
そして母からの直伝皮から作った餃子は皮に弾力性があるのため破れにくいので水餃子にしています。

今日の我が家の鍋はなんとバラマンディーが入っています。なんだか白っぽい具ばっかりですが、にんじんしいたけセロリー大根えのきだけ糸こんにゃく豆腐白菜とバラマンディー、そして前日作って残した水餃子!!

普段残った水餃子は又後日子供達が焼き餃子にすることもありますが、まさかこのようにして「餃子鍋」にすることも出来るんだとは考えてもいませんでした。本の力って偉大です。

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ちょっと味噌で味付けをしてみました。強力な助っ人は我が家に滞在している栄養士のYさん。どうもありがとう!!
本の中のレシピ 佐橋編
2015-05-18 (月) | 編集 |
ずいぶんご無沙汰してしまった「本の中のレシピ」です。
美味しそうだなあ、と思いつつも本の面白さに押されてしまい読みっぱなしで、作って写真を撮るまでにながーい時間がかかってしまいました。 反省しきりです。

さて、今日紹介するのはいよいよこのシーズン到来を待っていましたよ、というあったかーい食べ物です。

佐橋慶女・おばあさんの薬箱 「ロールキャベツのクリーム煮、ケチャップ煮」から

「キャベツ巻きは和風でもとても美味しいものですが、子供達はあまり喜ばないので、一工夫している人がいます。具に使う挽肉の中に、しいたけやにんじん、ごぼう、れんこん、たまねぎなどをみじん切りにし、それに洋風香辛料で味付けしてさっと揚げ、これをキャベツに巻き、ある時はクリーム煮にしたり、ある時はケチャップ煮にし、それをやはりグラタン皿に一人つづ盛って出すのです。」

konsome
クリアースープのコンソメ

cream
ほんの少しのクリームソースを追加

tomato
こってりのトマトソースで

21.05.14 082
こんなに一杯食べられるのかな?と思いましたが、「ペロリ」ぜーんぶ食べてしまいました。ごちそうーさまでした。

おまけの話: ロールキャベツの写真、なんと2014年5月21日に撮影となっていました。1年前に我が家に滞在していたYさんと一緒に作り、撮影してあーでもないこーでもないと賑やかにしていたころを懐かしく思い出します(Yさんは元気にしているのかなあ?)。
それにしてもデスクトップの写真フォルダーにいれてから一年になるとは。。。。もっと反省しなければ!
本の中のレシピ 高峰編
2013-10-11 (金) | 編集 |
高峰秀子・台所のオーケストラ「中国風の酢の物」から

「まず春雨をぬるい湯で戻して3センチくらいに切って笊に上げて水切をします。きゅうりとハムは千切り、もやしは熱湯をくぐらせて、これも笊に上げて水切り。深皿に春雨を入れ、その上にきゅうりとハムともやしを盛ります。かけ汁は醤油と酢に少々の化学調味料。ときからしはうんと利かせたほうが私は好きです。普通は少々の砂糖を入れますが、私は入れません。これをテーブルに座ってからかけてよく混ぜます。前菜に、酒の肴に、さっぱりとして美味しいものです。春雨は、日本製のは芋の澱粉からとるので溶けますから、中国製のを使いましょう。中国産は緑豆の春雨なので溶けません」

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本の中のレシピ 佐橋編
2013-09-08 (日) | 編集 |
佐橋慶女・おばあさんの薬箱 「白菜鍋」から

「白菜はどの鍋にも重宝で説明を要しませんが、私の白菜鍋を試してみてください。白菜2枚に豚肉の薄切りを1枚重ね、その上に白菜を2枚というように豚肉と白菜を交互に積み重ね、その間に生姜のみじん切りを散らしておき、薄味の醤油汁でひたひたにして3、4時間とろ火で煮込むのです。煮上がりましたら、蓋付きの煮物椀に半分ほどに切って盛り付け、からしを添えて勧めます」

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寒い季節にはぴったりのこのレシピ。ちょっと自己流にアレンジをしてみました。ダイコン、にんじん、ズッキーニの薄切りを白菜との間に入れてみました。とても綺麗な切り口でしょ?

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白菜を丸ごと無駄なく使ってすっきり。私は4分の1をペロリ、と平らげてしまいました。ちなみに3,4時間の煮込みと書いてありましたがこれは1時間半の煮込みです。もっと秘密を明かしてしまうと1時間煮込んだところで白菜の嵩が減り、上に更に重ねたところ、1時間半煮込んだところはトロリとしていましたが、30分のことろはやっぱりお肉がちょっと固めでした。と言う訳でやっぱり最低1時間半は煮込むと美味しくなりそうです。